こんにちは、神奈川県内で手洗い洗車・研磨・ガラスコーティングを行っている TRY WASH(トライウォッシュ)です。
今回は、これから研磨に挑戦したい方や、「最初に何を買えばいいの?」という質問をよくいただくので、その内容についてお話ししたいと思います。
🔧 よくある質問:「どのポリッシャーを買えばいいの?」
一番よく聞かれるのが「最初に買うべきポリッシャーって何ですか?」というご質問です。
TRY WASHとして最初におすすめするのが
Kyocera(京セラ)RSE1250
というダブルアクションポリッシャーです。
このポリッシャーは研磨力こそ控えめですが、非常に失敗しづらく、初心者でも扱いやすいのが魅力です。プロショップでも仕上げ用として今でも使用されている定番機種なので、買って損はありません。
💡 ポリッシャーの種類と選び方
ポリッシャーには大きく分けて3種類あります
タイプ | 特徴 | 初心者向き? |
---|---|---|
ダブルアクション | ブレが少なく安全、失敗しづらい | ◎ |
ギアアクション | トルクが強く、中間的な機材 | ○ |
シングル | 研磨力高いがバフ目・塗装剥がれのリスク大 | ✕ |
初心者の方には、「ダブルアクション一択」でOKです。
🧽 おすすめの初期セット
最初は、「仕上げ用の組み合わせ」から始めるのが安全です。
- ポリッシャー:Kyocera RSE1250
- バフ:ウレタンバフ(柔らかめ)
- コンパウンド:1ミクロン以下の超微粒子タイプ
この組み合わせであれば、ボディを傷つけるリスクが非常に低く、仕上げの練習にも最適です。洗車傷やくすみ除去、艶出しにも十分効果があります。
⚠️ 車種や塗装による注意点
- ホンダ車やソリッドの黒塗装は非常に繊細で、コンパウンド選びが重要になります。
- 使用中に「絡み(白く固まって張り付く)」が起こったら、指でなでる・コンパウンドを足すことで取れることもあります。
- コンパウンドの相性確認も大切です。
🔁 もっと傷を取りたい場合のステップアップ
もし仕上げ用の組み合わせで洗車傷などが取りきれない場合は、以下のようにステップアップを検討してみてください。
- 固めのスポンジバフ(スポンジ硬め)+中間コンパウンド(2ミクロン前後)
- それでも難しい場合は、15mmダブルアクションポリッシャー(ルペスなど)を導入
- 必要に応じてウールバフ+中間コンパウンド → 最終仕上げで再度仕上げ用の組み合わせに戻る
この工程で深い傷も段階的にリスクを抑えながら研磨できます。
🧠 最初に練習すべき場所と注意点
- 平らな鉄のパーツがおすすめ
- プラスチック部分・角・エッジは塗装が飛びやすいので要注意
- ゴムパーツにコンパウンドがつくと白くなるのでマスキング推奨
TRY WASHでは「まず安全な方法からスタートする」ことを推奨しています。
いきなり強いポリッシャーや粗いコンパウンドに手を出すと、取り返しのつかない失敗になることも…。
🧩 まとめ
- 初心者はダブルアクションポリッシャー+仕上げセットから始める
- 最初は柔らかいバフ&超微粒子コンパウンド
- 洗車傷除去や艶出しは、段階的に工程を増やす
- 慣れたら15mmやウールバフでステップアップも可能
TRY WASHではこうした実践的な研磨ノウハウをもとに、日々の施工に取り組んでいます。
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